成年後見制度

成年後見制度とは？病気や障害などで判断能力が不十分となった方々は、自分の財産管理や生活にかかわる契約を行うことが困難であったり、悪徳商法の被害にあったりする恐れがあります。このような方々の生活を保護し、支援するのが成年後見制度です。成年後見制度は大きく二つに分けることができます。

法定後見本人の状況により「成年後見」「保佐」「補助」のいずれなのか検討し、かかりつけ医師の意見を聞きつつ誰が支援する予定の人か、専門家に依頼するのかを協議、検討します。

申し立てができる人によって家庭裁判所に申立を行い、家庭裁判所により「審判」を受けて決定されます。

任意後見本人が判断力のあるうちに、判断力が不十分になった時に備えてあらかじめ自分が選んだ代理人（任意後見人）に自分の生活、療養看護、財産管理について、公正証書（公証役場）により契約をむすんでおく制度です。親族以外でも専門家に依頼することも可能です。

社会保険労務士は年金、医療、介護を中心に社会制度に知見のある専門家です。

●任意後見の手続き
・任意後見人を決定し、契約の内容を契約する
・任意後見申立（判断力の低下）親族や、任意後見人が家庭裁判所に申し立てをする
・任意後見の開始　家庭裁判所が「任意後見監督人」を選び制度がスタートします

東京大学政策ビジョン研究センター　市民後見人養成講座　第6期生
社会保険労務士　成年後見人更新研修講座
成年後見業務担保保険加入
家庭裁判所　後見人等候補者名簿登載