採用学

4月もそろそろ終わり、初めての給与をもらう人も多いのではないでしょうか。大変な就活を突破した新人さん、企業側もとりあえず一息と思います。
最近服部泰宏という方が「採用学」について提唱するのを知りました。おおー! 常々
社員採用が大変重要、始めが肝心と信じ述べている私は日本もやっとそこに来たかと感動。
アメリカではリクルーターという採用専門家がいて、人材のデータ、知識の蓄積を持ち、高地位で遇されているとのこと。つまり採用は高度な専門職なのです。日本の人事も変わってきているとは思いますが、特に大企業では担当部署の移動があり、採用に特化したシステム、ノウハウの蓄積がなく、専門家の存在は少ないのではとのこと。
確かに日本の人事部の大任は 人事異動権 だなーと思い当たる。
服部さんはさらに 人事担当者の述べる採用条件の多くは、①優秀で②コミュニケーション能力のある人だが、その概念は割とあいまいです。コミュニケーション能力とは「上手に多くを話す」人なのか。わが社の営業対象は、高齢者でまた違うコミュニケーション能力がいるのか。企業自身が自社の仕事を分析、理解して応募者に仕事内容の提示を明快にしていくことで、能力のターゲットが絞れます。
また「役員の総合評価」もよくあるようですが、評価基準があいまいの場合が多く、採用担当者の基準が覆される結果になります。と述べます。
結句 日本の採用は、新人一括採用大作戦から、中途採用も増加すると予想されます。面接上手を見破ってダイヤの原石を見つけるプロの採用専門家を育てることは必須と思います。私もさらに採用学を見極めたいですね。

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